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09月16日-05号

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  1. 下松市議会 2020-09-16
    09月16日-05号


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    令和 2年 9月 定例会(7回)令和2年9月16日令和2年第7回下松市議会定例会会議録第5号───────────────────議事日程  令和2年9月16日(水曜日)午前10時開議 日程第1、議案第53号 令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)                 (総務教育委員長報告) 日程第2、議案第62号 下松市部制条例の一部を改正する条例 日程第3、議案第63号 動産の買入れについて 日程第4、議案第64号 下松市教育委員会の職務権限の特例に関する条例 日程第5、報告第15号 専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について 日程第6、議員提出議案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源                の確保を求める意見書 日程第7、閉会中の継続審査について      認定第1号 令和元年度下松水道事業会計決算の認定について      認定第2号 令和元年度下松工業用水道事業会計決算の認定について      認定第3号 令和元年度下松簡易水道事業会計決算の認定について      認定第4号 令和元年度下松公共下水道事業会計決算の認定について      議案第59号 下松市総合計画基本構想の策定について 日程第8、議員の派遣について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第8まで出席議員(19人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  阿 武 一 治 君        17番  磯 部 孝 義 君18番  山 根 栄 子 君        19番  矢 野 忠 治 君20番  原 田 真 雄 君        21番  近 藤 則 昭 君22番  渡 辺 敏 之 君        23番  田 上 茂 好 君24番  松 尾 一 生 君        25番  中 谷 司 朗 君26番  村 田 丈 生 君        27番  中 村 隆 征 君28番  金 藤 哲 夫 君        29番  堀 本 浩 司 君30番  高 田 悦 子 君                      欠席議員(なし)欠員(1人)説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            近 藤 和 彦 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       総務部長           藤 本 泰 延 君       企画財政部長         玉 井 哲 郎 君       生活環境部長         松 井   淳 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           原 田 克 則 君       教育部長           小 田   修 君       消防長            原 田 保 寿 君       子育て支援担当部長      鬼 武 良 光 君       監査委員           棟 近 昭 典 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 崎 広 倫 君       議事総務課長         大 空 之 文 君       議事総務係長         引 頭 朋 子 君───────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(中村隆征君) おはようございます。 ただいまの出席議員19人であります。 これより、令和2年第7回下松市議会定例会の5日目の継続会を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 △日程第1.議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号) (総務教育委員長報告) ○議長(中村隆征君) 日程第1、議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 この件について、総務教育委員長の報告を求めます。近藤康夫委員長。    〔13番 近藤康夫君登壇〕 ◎13番(近藤康夫君) おはようございます。 去る9月2日の本会議において、本委員会に付託をされました、議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)について、9月11日に全委員出席の下、審査をいたしましたので、その経過及び結果を御報告申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ8億6,860万8,000円を追加し、補正後の予算総額を289億7,903万8,000円とするもので、これらの財源として、地方特例交付金地方交付税国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充当、調整しております。 また、豊井地区まちづくり整備事業について、繰越明許費を設定しております。 それでは、審査における主な質疑とこれに対する答弁を御報告申し上げます。 初めに、基金管理費について、中止となったイベント等の不用額を新型コロナウイルス感染症対策基金に積み立てているが、中止となった敬老祝金4,550万円を基金に積み立てない理由はとの問いに対し、新型コロナウイルス感染症対策基金に積み立てることも検討したが、中止による一般財源については、ほかの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業として、同等な事業があることから財源を活用したとの答弁がありました。 次に、情報化推進費WEB会議用設備配置について、想定している会議はとの問いに対して、現在、庁内にWEB会議用パソコンが2台あるが、国や県のリモート会議開催や、外郭団体からもリモート会議の要望があるため、対応が必要となってきている。介護保険認定審査会リモート会議を試験的に実施をしており、今後本格稼働をするとの答弁がありました。 次に、老人福祉費敬老祝金について、今年度は中止だが、令和3年度は実施するのかとの問いに対し、敬老祝金を廃止するという判断には至っていない。現時点では未定である。新型コロナウイルス感染症の状況、市内経済等の状況、市財政の状況を考えたとき、判断をするには時間がかかるとの答弁がありました。 次に、民間保育費小規模保育施設等職員応援給付金について、事業の内容はとの問いに対し、対象施設は、県の保育所等職員応援給付金支給事業に該当しない施設で、市が入所調整をお願いした市内9施設である。内訳は、小規模認可保育施設が3施設、認可外保育施設が6施設である。対象人数は、最大115人程度を見込んでいる。給付金額は、県の事業と同額の1人5万円であるとの答弁がありました。 次に、学童保育費の財源更正について、学童保育料の減額によるものだが、該当児童数、処理の方法と状況はとの問いに対し、対象児童数は、4月分541人、5月分398人である。処理の方法は、6月以降も継続して入所の場合は、その保育料と相殺して調整をする。6月以降退所の場合は、現金を還付する。処理の状況は、約8割処理が済んでいるとの答弁がありました。 次に、生活保護総務費システム改修について、下松市を含めた5つの市町で自治体クラウドを行っているが、それぞれの自治体が同額を事業者に支払っているのかとの問いに対し、生活保護システムについては、下松市単独のシステムであり、共同利用クラウドシステムではないとの答弁がありました。 次に、林業振興費貸し出し用資機材について、その内容はとの問いに対し、運搬車1台、チェーンソー2基、草刈り機6基である。市の備品であり、貸出し料金は無料であるとの答弁がありました。 次に、市有林整備費笠戸島森林整備事業について、場所と面積はとの問い対し、場所は、笠戸島ハイツの駐車場の海側で、面積は、1ヘクタールであるとの答弁がありました。 次に、商工業振興費地域応援くだまる商品券事業について、通信運搬費1,500万円の内訳はとの問いに対し、1通500円の3万通で試算している。実際の世帯数は約2万7,000世帯であるが、新たに出生する子の分等を含め、多めに予算を組んでいるとの答弁がありました。 次に、同じく地域応援くだまる商品券事業について、商品券を換金する手数料と登録料はとの問いに対し、銀行の換金手数料は、1枚につき5円である。この手数料は、商工会議所への補助金2億6,700万円に含まれている。登録料は、市の予算で対応するのではなく、商工会議所登録店舗とのやり取りになる。2年前の商品券事業での登録料は、会議所の会員1%、非会員5%だったが、取扱登録店舗を増やし、商品券の利用普及を広めるため、令和元年度から、登録料をそれぞれ1%下げ、会議所の会員は無料、非会員は4%としているとの答弁がありました。 次に、同じく、地域応援くだまる商品券事業について、1人5,000円の対象者数5万7,300人で計算した額は2億8,650万円で、予算額との差額が1,950万円となるが、この理由はとの問いに対し、全市民に商品券を配布するが、商品券の使用率を90%程度と試算している。不足が生じる場合は、補正予算で対応するとの答弁がありました。 次に、市街地整備事業費沿道整備街路事業の内容はとの問いに対し、豊井恋ケ浜線の新設に当たって、用地買収方式では、小さな残地や不整形な残地がかなり出ることになる。このため、市が間に入って、残地と残地を一つにまとめ、調整等をする事業であるとの答弁がありました。 次に、文化事業費の下松市史編さん準備事業について、来年度も同額の予算になるのかとの問いに対し、令和6年度市制施行85周年記念として発行する、仮称「下松市平成の記録」は、市史の概要版である。完全な市史は、市制施行100周年記念に発行することとしている。今年度は、市史編さん準備委員会を立ち上げ、半年間に2回会議を開催する。来年度は進捗会議を年間2回程度開催することとしているので、今回と同額の予算、加えて、資料収集等に従事する、週2日勤務の会計年度任用職員を1人雇うため、別途80万円の予算が必要となるとの答弁がありました。 最後に、歳入の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、人口、面積がほぼ同じほかの自治体が下松市に比べかなり交付額が多い。国に是正を求めるべきではないかとの問いに対し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、人口、財政力、感染者数などで算定されており、県内の市では、本市の交付限度額が1番少ない。今後、国の1次補正のうち未配分の3,000億円を第3次分として国庫補助事業等地方負担額等を基礎に地方へ配分されるが、どの程度配分されるかまだ把握していない。今後、さらなる交付限度額の追加措置について、全国市長会等を通じて国に要望していきたいとの答弁がありました。 以上のような主な質疑と答弁がありました。 採決の結果、議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上で、総務教育委員会の報告を終わります。 ○議長(中村隆征君) これから委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 1点だけ、お聞きをいたします。 今、1番最後の歳入の部分で、国に対する要請を市として強めていくというような答弁があったという報告でありました。その中で、例え、知事会や市長会、議長会等々に、いろいろ要請をするにしても、下松市としての、このコロナ禍に対応する基本姿勢ですよね、どういう考えで、これまで進めてきた。現状はこうだから、今後はこういうことを基本的な考え方として持って、そういうこと、物事を進めていく。そういうふうなことは非常に大事だと思うんですが、市のほうから、この委員会では、そのようなことが発言はなかったのかなというように思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(中村隆征君) 近藤康夫委員長。 ◎13番(近藤康夫君) お尋ねの件ですが、先ほど委員長報告で報告したとおりで、細かく深いスタンスでの国に対する下松市としての要望についての説明は特にありませんでした。 以上であります。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 これから、討論を行います。討論はありませんか。渡辺敏之議員。 ◎22番(渡辺敏之君) 議案第53号令和2年度一般会計補正予算(第6号)、予算の内容で、大部分は是とするものですけれども、見逃せない点もありますので、反対をいたします。 1つは、新型コロナへの対応として、市民の暮らしと傷病者への支援策がいろいろ具体化をされました。一々上げませんけれども、市民の願いに応えるものとして、評価をするところです。しかし、見過ごせない問題が、事前に市議会に諮らず、敬老祝金を中止することにしたとする文書をですね、自治会長民生委員に早々と送付をした。8月24日付で送付をしていると。これは、どの面から考えても、地方自治の原則を踏みにじる、そういう執行部の対応だというふうに言わなければならないと思います。 9月2日の本会議で、この点は指摘をし、市長からルール違反というふうな言葉も含めて、対応に問題があったということはお認めになったんですけれども、ルール違反を認めながら、通知文書や補正予算敬老祝金の削除というふうなものは、既成事実としても、全く、それについては、撤回をしたり、訂正をしたりという対応をしようとされません。されていません。言葉の上だけの謝罪で、敬老祝金は事実上、今日の議決を経るまでに、そのまま予算を削減しないままで押し通そうという対応であります。本会議で謝ったんじゃからというふうなことで、ルール違反を容認をする、そういう意見も耳にするところですが、個人的な約束違反、ルール違反ということであれば、何やっちょるんやということの文句一つで片がつけられるわけですけれども、この対応というのは、見解の相違という言葉が入り込む余地がないですね。イロハのイのところがじゅうりんをされたというふうなことで、これを容認をするというふうなことが果たして議会人として許されるのかどうなのか。私は、下松市議会の長い歴史の中で、過去にも何回か、下松市議会は死んだんじゃないかと、死んでしもうたなあちゅうて、よその議会から、議会人から言われたことがあって、返す言葉がなかった、そういう苦い経験をしておりますけれども、またもや、市議会の歴史に汚点を残すというふうなことについては、黙認できないというふうに思い、毅然とした対応をする必要があるというふうに考えまして、この補正予算には、賛成ができないと、反対をするという態度を表明しておきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。磯部孝義議員。 ◎17番(磯部孝義君) 議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)に賛成をいたします。 今回の補正予算は、主には、新型コロナ感染症対策として、新型コロナ感染症緊急包括支援事業新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金など、国の補助金、交付メニューを検討、苦慮され有効に活用する事業が予算化されたもので、全体では、現時点で必要な内容と認識をしました。 反対意見がありました敬老祝金の文書を早々と送付したことは見過ごせないという意見がありましたが、議会から、5月に提出をしました要望書では、コロナ対策の議会との連携、連絡の迅速化、情報総合共有も要望しておりますので、反対者の意見も理解をできますが、対応として、本会議でも、市長は謝罪をされ、執行部も課題認識をされたと考えます。 また、議会の要望や、これまでの議論の中で、コロナ対策財源確保として、当初予算の見直し、精査をし、中止した事業等の費用を財源として確保することも要望しております。財源確保の検討、努力を進められたものと理解をするところです。 敬老祝金については、2日の本会議を傍聴された方から、各議員から今回の告知手続について問題視されている質問が出たことは議会が機能しているというふうに確認できた。重要なのは対象者への理解を得る、正直な丁寧な説明をしていくことが必要不可欠との声もありました。対象者や、この事業を支えられている民生委員など、関係される方々へ、改めて丁寧な説明が必要というふうに考えます。 2点、意見です。 1点目は、地域応援くだまる商品券事業、コロナの影響を受けた地域経済の活性化の目的の効果的な展開についてです。お店、事業者により影響の違いがあるかと思います。事業展開に当たり、影響が大きいところで使ってもらえるような工夫が必要と考えます。 2点目は、新型コロナ感染症対策の効果的な推進の継続についてです。ウイズコロナ、感染症対策と経済を回す中で、企業活動への影響アンケートも実施されておりますが、各事業の事業者が何を求めているのか。福祉施設や学校に必要なものは何か。日々状況をつかんでいただき、市民の影響を想像し、今後も、フェーズに沿って、効果的に、国・県の事業とのバランス、市の特徴・特異性のある事業展開が必要と考えます。 また、ワクチンや効果的な治療薬ができるまでは安心できません。いつ、誰が感染しても、おかしくありません。取り残される人をなくす対策、感染しても不安を増大させない対策。例えば、家庭内で家族が感染した場合の高齢者、障害者、子供の受入れ体制確保、重症者の早期治療、感染の広がりを早期に防ぐ情報発信など、県や周辺市との連携といった市の予算には出てこない対策の推進も必要と考えます。 以上、賛成をいたします。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。阿武一治議員 ◎15番(阿武一治君) 議案に賛成をします。賛成意見を3つほど、述べさせてもらいます。 まず、敬老祝金に関して、これは、委員会で話しましたので、細かい話はしませんが、抵抗がたくさんある中で、よく休止されたと思います。生活弱者に考慮はする必要があると思いますが、次回からも、休止というか停止すべきではないかと、私は考えます。 2つ目は、商品券に関してですが、経済部長は、この間、経済効果を聞かれて、ちょっと図りかねるというような答弁をされとると思いますが、1,000円の商品券をもらって、1,000円だけ買い物をする方もおられると思いますが、この際、5,000円ほど、買いたいもんがあったから、じゃあ、1,000円の商品券が1枚あるから、これを使おうという方も多いと思いますし、私なら、この商品券を懐に入れて、焼き肉を食べに行くと、焼き肉を食べて、普通だったら、並みのホルモンのところを上ホルモンにすると、というようなスタンスになると思うんです。そんなことを考えると、経済効果は発行額の倍以上、6億円前後と考えてもいいんじゃないかと思います。この経済効果を期待して、この経済効果が大きく期待できるというふうに考えたいと思います。 3つ目は、もう一つ、商品券の話ですが、他市は、そういうところがあるようですけど、地元業者に使用を限定したらどうかという意見が聞こえてきます。私は、それに反対です。確かに、本市にも、困窮しておられる業者の方たくさんあると思うんですけれど、私の町はよその町と違います。私どもの町は、商業の町というか、基幹産業がスーパーなり、商売の町でございます。他市のように、スーパーが単に買い物にあるという町ではございません。大手2社とは言いませんけれど、特別な大手2社がいつまでも、ここから離れないように、気配りとか、心遣いのアプローチが必要ではないかとずっと考えております。ついては、考えてみると、大手スーパー2社だけ考えても、ほかに、他市資本のものはたくさんありますけれど、その2社だけ考えても、従業員、出入り業者、それらの合計の、家族数とか入れると、二、三千人にはなると思うんですね。そういう効果も大いに期待できるというふうに思います。 そのようなわけで、大手や他市からの進出店舗を制限せずに対象にしたことに、賛成し、評価し、商品券発行による経済効果を期待して、この商品券に賛成しますし、議案全体にも、賛成をいたします。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。浅本輝明議員。 ◎11番(浅本輝明君) 議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)に賛成をいたします。 理由は、今回の新型コロナウイルス感染症に対する大切な重要かつ緊急性のある議案だと思っておりますので、行政執行のほうを早くしていただきたいと思っております。 ただ、議案の中に、少し気になる点がございますので、私なりの意見を述べさせていただきたいと思います。 先ほどから、議論、討論があったとは存じますけれども、1点目は、議会の議決を得ないものが、単位自治会長を通して、直接市民の皆様に広く周知をされたということでございます。これには、民生委員の皆様にも、同じ文書が配布されたということでございますが、民生委員の皆様につきましては、特別公務員、規定上の公務員ということで、一定の理解は得られるとは思いますが、じゃあ、単位自治会長というのは何なんですか。この団体には、自治会連合会いう上部団体がございます。じゃあ、自治会連合会という団体は何なのかいう議論にもなりかねないと思います。先ほど議会についてはございましたので、重複は避けますけどね、議会の議決権というのもございます。今回、新型コロナウイルスによる審議案件というお断りがございましたので、多少のアドバンテージはあるのかなということで、認識はさせていただきますけども、しっかりした手続は踏んでいただきたいと思うわけでございます。 あと1点は、敬老祝金でございます。本件は、今年の3月議会で、75歳以上の皆様に敬意を表するために、お祝い金をお配りするとございましたので、私も賛成をさせていただきました。しかし、今回、まさに、敬老祝金が頂ける目前になって、急に中止ということになりました。やっぱり、ここは、しっかり議論をしていただいて、そして、ある程度の猶予期間をいただいて、行政執行をするべきだと思います。それが住みよいまち下松市、あるいは、開かれた下松市議会だと、私は思いますので、2点ほど、私の意見を述べさせていただきまして、本議案については、賛成をいたします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。松尾一生議員。 ◎24番(松尾一生君) 令和2年度一般会計補正予算(第6号)に賛成の立場で討論したいと思います。 敬老祝金の話が中心で、各議員さんから賛否の御意見出ておりますが、特に、この補正予算の中身を改めて見ますと、例えば、情報化推進費、これ、WEB会議用の設備の配備でございます。これ、テレワーク推進していく上で、一刻も早く、これ実現せんにゃいけん。今日にでも設置をしていただきたい。特に、高齢の方に関心の高い介護認定審査会等で、活用していくといったような説明もございました。期待されるところでございます。 そして、私ども議会のほうから執行部のほうに、以前、要望書も提出をさせていただいた中で、例えば、高齢者施設あるいは子育て施設に対する物品等の支給支援をぜひしてほしいといったようなことに関連いたしまして、民間保育費では、子育て支援センター事業費保育環境改善等事業、あるいは、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業として、物品購入し、支給をするという事業が組まれておるところでございます。 さらには、一律保育園費であるとか、学童保育事業児童センター管理運営費、ここでも、消耗品をはじめ施設整備に対する、あるいは、運営業務に対する支援を行う補正予算、事業が組まれておるところでございます。 そして、商工業振興費の中では、くだまる商品券の事業が設けられているわけですが、私の事務所の近くに来られた、これ、下松市内の市民の方でございませんでしたけど、例の定額給付金の発送の作業について、それ、下松市民の方ではなかったんですけども、下松市ちゅうのはすごいのと、定額給付金を発送するのに、職員が体育館に集まって、全職員が徹夜でやったらしいじゃないかって、全職員が徹夜じゃやっていないんだけれども、そのように言われましたよ。当時、やっぱり、光市や周南市、そして、下松市が一刻も早く定額給付金申請作業をやってほしい、その思いが、あのときに、職員が集まって、そして、その給付の作業をみんなが自前でやった。確かに、誇張した言い方だし、そのような言い方をされると、私も、それは大分誇張されているなとは思いましたけれども、やはり、どうでしょう。市民というのは、そのように取るし、そのように、現場に出てきて、みんなが汗出して働く姿というのは、きちんと見てくれているんだなという思いをいたしました。総務教育委員会の同僚議員の意見の中で、この、くだまる商品券事業について、例えば、郵便局での密を避けるために、少し分散するような工夫をしてはどうかとかいったような現場の声を踏まえての要望もございました。この事業を、また、ぜひ、実現していただきたいし、そして、現場で、市民の声を聞きながら、ぜひ、実現をしていただきたいと思います。 さらには、豊井地区のまちづくり整備計画を一歩進める市街地整備事業費についても、計上をされておるところでございます。 多くの方の関心のある敬老祝金については、担当部長のほうから、中止であって、今後継続をしていくのか、存続をしていくのかについては、これから議論していくという御答弁もありました。現在、国や県の事業を現場の下松市が淡々とそれを実行していく。それが最も大事な事業であって、それを遺漏なく実現されている姿というのを私も拝見をしておりますし、それが原則であろうと思います。日々のコロナ以外のルーティンワークもあるわけですよね。それに、コロナが加わって、国の事業や県の事業を執行しなければいけないわけです。それを遺漏なく、ぜひ、これからも、実現をしていただきたいと思います。 以上、要するに、この補正予算は、一刻も早く、市民の皆さんに御提供申し上げるサービスとして、必要不可欠なものでありますので、ぜひ、可決をしていただければというふうに思いますので、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 以上です。
    ○議長(中村隆征君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、採決を行います。議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)に対する委員長の報告は可決であります。反対意見がありますので、起立により採決をいたします。議案第53号は原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。    〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(中村隆征君) 起立多数であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。 △日程第2.議案第62号下松市部制条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第2、議案第62号下松市部制条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。 議案第62号下松市部制条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 私は、本市の振興と発展に向けて、市民の皆様からの御意見をいただくために、昨年行った、市長と地域の井戸端会議やまちづくり市民アンケートなどの結果を踏まえ、市政の最重点課題は、暮らしの安全、安心対策の充実強化、産官民の協働による魅力あるまちづくりの推進であると位置づけ、現在、これらの課題に対応し、解決のための施策の方向性を示す新総合計画の策定作業に取り組んでおります。 このたび、これらの最重点課題のうち、防災対策の強化と地域の連携、協働、交流に関する施策や事業を早期に具現化するため、新計画策定前に先行して組織体制を整備する機構改革を令和2年11月1日付で実施することとしております。 この議案は、機構改革の実施に向けて、下松市部制条例について、規定を整備するものであります。 主な改正点は、地域政策部を新たに設置するものであります。 この地域政策部は、地域政策、市民協働の推進、広報及びシティプロモーション、並びに観光に関する事項、教育委員会から事務移管を受けたスポーツに関する事項の事務を所管し、市民協働や魅力の発信、地域交流によるにぎわいの創出によって、安全、安心な地域づくりや魅力あるまちづくりを推進していくものであります。 また、企画財政部に、秘書に関する事項及び行財政改革に関する事項を、総務部に、情報管理に関する事項及び統計に関する事項を、建設部に、地籍調査に関する事項を所管替えするものであります。 以上、議案第62号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから、質疑を行います。御質疑はありませんか。磯部孝義議員。 ◆17番(磯部孝義君) 議案第62号部制条例の一部を改正する条例で、1点、質問をします。 この機構改革、組織変更で、年度途中になりますので、今年度の予算や事業への影響があるのか、伺います。 ○議長(中村隆征君) 藤本総務部長。 ◎総務部長(藤本泰延君) 今回の機構改革、今年度の予算や事業に影響あるかという御質問でございます。 このたびの機構改革、市長の御提案にもありましたように、防災対策の強化と地域との連携、協働、交流に関する施策や事業を早期に具現化するというものでございます。現時点では、議員さんも言われましたように、年度途中ということもございまして、今年度の予算や事業実施について、影響のないようには進めておりますが、新組織の中で必要な事業があれば、今後、事業化それから予算化、こういったことも、検討していくようになるんではないかというふうには考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第62号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第62号下松市部制条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。 △日程第3.議案第63号動産の買入れについて ○議長(中村隆征君) 日程第3、議案第63号動産の買入れについてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第63号動産の買入れについて御説明を申し上げます。 この議案は、GIGAスクール用端末を購入することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 今回、購入する端末は、小学校3年生から中学校3年生までの児童生徒の学習用端末及び教師用端末であります。 去る7月21日に山口県及び県内市町で構成する山口県教育ICT推進協議会がプロポーザル審査を実施し、受注者は、NTTビジネスソリューションズ株式会社に決定いたしました。当該業者とGIGAスクール用端末3,988台の購入を2億1,310万5,200円で契約しようとするものであります。 以上、議案第63号について御説明いたしましたが、具体的な仕様につきましては、別紙の参考資料を御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これより、質疑に入ります。御質疑はありませんか。堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) 議案第63号動産の買入れについてお尋ねしたいと思います。 「Society5.0」時代、子供たちがコンピューターやインターネットを理解し、将来、職業等、様々生かされることを期待しますし、とても重要なツールであると思います。先般同僚議員が一般質問にて質問した、オンライン学習環境整備の質問と重複すると思われますが、確認の意味でお尋ねしたいと思います。 今後のことになりますが、GIGAスクール構想についてです。 各校の高速大容量データ通信の回線整備についてです。恐らく10ギガと思われます。今後の回線整備のお考えをお尋ねしたいと思います。 次は、教職員の対応についてです。ICT活用した教育を支援するための人材確保について、お考えをお聞きしたいと思います。 また、教職員の研修確保です。検討されているのかどうか、この2点、教職員の対応のお考えをお尋ねいたします。 次は、児童生徒についてです。災害時や、今回のような新型コロナ感染症等の発生による臨時休業等の緊急時に、全ての児童生徒の学びを保障できる環境づくりの確保についてお考えをお聞きいたします。 また、経済的に整備が困難な家庭への支援策についてです。子供たちが公平に学べる環境づくりは、とても大切と思います。 この2点、合計4点を確認したいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 小田教育部長。 ◎教育部長(小田修君) まず、回線整備の関係でございますが、校内LAN整備工事を、豊井小を除く9校で、現在実施中でございます。 新設するLANケーブルは、カテゴリー6Aという企画で、通信速度は10ギガバイトピーエスです。このLANケーブルの更新範囲は、各校とも幹線部分のみとし、各フロアスイッチから教室までのLANケーブルは既設ケーブルを活用してまいります。 次に、教員のICT研修ですけど、各学校においては、情報教育担当教員を中心として、校内研修を実施しております。教育委員会におきましても、今後、小中学校のICT担当教員をメンバーとしたICT教育推進協議会を立ち上げまして、教員を対象とした遠隔授業アプリの研修とか、学習支援ソフトの活用に関する研修等を実施してまいります。 最後に、家庭でのインターネット環境整備につきましては、ルーター貸出しの対象世帯を把握するために、近々詳細なアンケート調査を実施し、適切な支援を検討してまいります。 具体的には、ルーター貸出し対象者としては、就学援助費の受給世帯の約500世帯を想定しております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) 特に、子供たちについては、経済的に整備が困難な家庭への支援策については、十分対応をお願いしたいと思います。 また、教職員につきましても、先ほど御説明がありましたが、対応をしっかりお願いしたいと思います。 続きまして、今後、端末が納品されるわけです。恐らく、個々で管理するかと想像します。子供たちが何らかで落下し破損、あるいは、故障等あるかと思うんです。その際は、保険で修理されるのか、あるいは、自己負担となるのか。将来のことですが、確認したいと思います。 また、他市へ転校の場合、端末はそのまま持っていくとするのか、あるいは、端末は学校側が管理するのか、お聞きしたいと思います。 最後に、端末が整備され、令和3年3月31日以降に転入してきた場合、児童生徒へ本市が端末を負担するのか、保護者が負担するのか、確認したいと思います。どちらにしましても、今回初めてのことですので、タブレットを使用することにより、教職員の負担が増えたということにならないよう、サポートや環境づくり、お願いしたいと思います。この点も確認いたします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 小田教育部長。 ◎教育部長(小田修君) タブレットの児童生徒1人1台整備は、これは学校備品でございます。それを、家庭への持ち帰りを可能にするということでございます。破損したとき等に備えまして、保険を検討しております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) 1点抜けていたと思うんですが、転入してきた場合、令和3年3月31日以降に転入してきた場合、個人が負担するのか、それとも、教育委員会のほうで負担するのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 小田教育部長。 ◎教育部長(小田修君) タブレットは学校備品でございますが、当然、市が負担します。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第63号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号については委員会の付託を省略することに決しました。 これより、討論に入ります。本案に対する御意見はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 意見なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより、議案第63号動産の買入れについてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 △日程第4.議案第64号下松市教育委員会の職務権限の特例に関する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第4、議案第64号下松市教育委員会の職務権限の特例に関する条例を議題といたします。 なお、議案第64号に関しましては、地方教育行政の組織及び教育委員会の意見を求めておりましたが、お手元に配付してありますとおり、異議なしとの回答が議長宛てにありました。その旨、御報告をいたします。 それでは、本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第64号下松市教育委員会の職務権限の特例に関する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項の規定に基づき、下松市教育委員会の職務権限に属する事務の一部を市長が管理し、及び執行するため条例を制定するものであります。 具体的には、機構改革に関連し、学校における体育に関することを除き、スポーツに関する事務の職務権限を教育委員会から市長へ移管するものであります。 以上、議案第64号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これより、質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第64号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第64号下松市教育委員会の職務権限の特例に関する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 △日程第5.報告第15号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について ○議長(中村隆征君) 日程第5、報告第15号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告についてを議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第15号専決処分した損害賠償の額の決定に係る報告について、御説明申し上げます。 この議案は、本市の損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分いたしましたので、議会に報告するものであります。 本年5月29日午前9時頃、相手側が市道山田線を歩行中、道路陥没箇所に転落し、足腰の打撲等の負傷をしたため、相手方の損害を賠償するものであります。 相手方との協議を行った結果、相手方の損害額2万8,260円のうち、50%に相当する1万4,130円を本市が負担することで示談が成立いたしました。 なお、損害賠償額につきましては、本市が加入している損害保険で全額補填をされます。 以上、御報告を申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから、質疑を行います。御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 1点だけ、確認をしたいと思います。 道路が陥没して、そこに、市民の方が落下されたということで、陥没した原因をどのように分析をされたか。この図面でいきますと、左側にU字溝のようなものがございますから、例えば、U字溝とU字溝との間隔が空いて、道路を浸透して、反対側が陥没したということも、十分考えられますので、そういったことであれば、市内一円いろいろあろうかと思いますが、その陥没した原因をどのように分析をされたのか、お尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) まず、このたび、けがをされた方、及び、その関係者の方に対しまして、この場をお借りして、改めておわび申し上げます。 陥没原因ですけれども、今、議員さんが言いましたように、U字溝があります。そこから、ちょうど、陥没付近の下にヒューム管が通っております。そこに、ますがありまして、U字溝に、そこから雨水を川のほうに流すということで、ヒューム管が通っておりまして、その陥没箇所掘ったところ、そのヒューム管に亀裂が入っておりましたので、恐らく、それの吸い出しが原因だろうということで、ヒューム管をコンクリート詰めしております。この後、8月ぐらいに、そこの側溝ですね、上流側に亀裂が入っているって、また、ちょっと住民の方から申し出がありまして、調べたところ、そこのヒューム管に落とすますの底が抜けておりました。ですから、結局は、そこの底が抜けたことによって、ヒューム管に沿って、水道ができたんじゃないかということで、上流側の側溝の切れ目ですね、そこも目地を埋めましたし、コンクリートの底部も、コンクリートで固めて、全部埋め戻しております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第15号は、議会の承認事項ではありませんので、以上で、御了承をお願いいたします。 △日程第6.議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書 ○議長(中村隆征君) 日程第6、議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。金藤哲夫議員。    〔28番 金藤哲夫君登壇〕 ◎28番(金藤哲夫君) 議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、読み上げて御提案を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面している。地方経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税、地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 記。 1、地方の安定的な財政運営に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や感染収束後の経済対策などに必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額については、十分に確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう、地方交付税の法定率の引上げを含め、総額を十分に確保すること。 3、臨時財政対策債については、その償還額が累増していることを踏まえ、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確実に確保すること。 4、令和2年度の地方税収が大幅に減収になることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講ずるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 5、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税、地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 6、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、本来、国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、まち・ひと・しごと創生担当大臣であります。 以上、提案理由の説明をいたしましたが、議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから、質疑に入ります。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論に入ります。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議員提出議案第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。 △日程第7.閉会中の継続審査について ○議長(中村隆征君) 日程第7、閉会中の継続審査についてを議題といたします。 建設経済水道委員長から、目下、委員会において審査中の認定第1号から認定第4号までの4件及び基本構想審査特別委員長から、目下、委員会において審査中の議案第59号について、委員会条例第39条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、認定第1号から認定第4号までの4件及び議案第59号を閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、認定第1号から認定第4号までの4件を、及び議案第59号については、閉会中の継続審査に付することに決しました。 △日程第8.議員の派遣について ○議長(中村隆征君) 日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。来る10月2日美祢市で開催される山口県市議会議長会臨時総会に副議長の高田悦子議員を派遣したいと思います。なお、内容に変更が生じた場合は、議長に御一任を願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣とその内容の変更については、議長に一任することに決しました。 以上で、本日の会議を終わります。 これにて、令和2年第7回下松市議会定例会を閉会いたします。 議員及び執行部の皆様方におかれましては、15日間にわたり熱心に御審議いただき、お疲れでございました。ありがとうございました。午前11時12分閉会 ─────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。下松市議会議長   中   村   隆   征  〃  議員   村   田   丈   生  〃  議員   渡   辺   敏   之...